【2024年最新】爆サイとは?誹謗中傷が発生しやすい原因と被害を受けた時の対処法

SORILa編集部

目次

最終更新日 2024.04.1

「爆サイの誹謗中傷を解決する方法とは?」
「爆サイの誹謗中傷を放置するリスクとは?」
「爆サイの誹謗中傷被害を抑制するサービスを知りたい」

全国の地域ごとに個別の掲示板をもつ「爆サイ.com(以下、爆サイ)」は、誹謗中傷被害が多く見受けられます。
地域情報に特化している性質上、地元に根差した企業や店舗が誹謗中傷被害にあった場合には、大きなダメージを被る可能性が高いでしょう。

そのため、爆サイの誹謗中傷による被害を受けている企業は、迅速に解決策を講じなくてはいけません。

そこで今回は、爆サイの誹謗中傷被害を解決する方法や、被害を放置するリスクなどについて解説します。
爆サイの誹謗中傷被害に悩んでいる企業には、必見の内容です。

爆サイとはどのようなサイト?

爆サイとは、匿名で自由に書き込める、地元密着型掲示板サービスです。
地域のコミュニティーに特化している点が最大の特色で、地域ごとに個別の掲示板が準備されています。


全国に掲示板があるため、投稿数が非常に多い点が大きな特徴だといえるでしょう。
中には、誹謗中傷投稿も含まれているため、被害にあう個人や企業が増えています。

爆サイの掲示板は、特定の地域に特化したスレッドが立つことが特徴です。
そのため、地域名で検索すると、周辺に住む特定個人や店舗の誹謗中傷スレッドが表示されるケースも散見されます。
また、キャバクラやスナック、ホストクラブなど、水商売系のスレッドが多いことも、爆サイの特徴だといえるでしょう。
特定の従業員がターゲットにされ、誹謗中傷被害にあうケースもあります。

爆サイに誹謗中傷が投稿された対象の企業や店舗は、たとえ実名が書かれていなかった場合でも、地域に特化しているため、比較的簡単に特定することが可能です。
自社が誹謗中傷の対象になった場合は、情報が拡散するスピードも速く、顧客に悪い印象を植え付けます。
したがって、爆サイの誹謗中傷被害にあった場合は、早急に対応しなくてはいけません。

 

爆サイの書き込みに誹謗中傷が発生しやすい理由

爆サイはユーザーが匿名で情報交換を行う掲示板として知られており、特定の個人や団体に対する誹謗中傷が頻繁に発生します。その背景には、以下のような要因があります。

1. 匿名性の影響
爆サイは匿名性が高いプラットフォームであり、ユーザーは実名を公開することなく自由に意見を表明できます。この匿名性が、個人や企業に対する誹謗中傷を引き起こしやすくしています。ユーザーは匿名であるため、自分の言動に対する直接的な責任や後果を感じにくい傾向があります。

2. 監視・規制の欠如
爆サイでは、書き込みの監視や規制が十分に行われていない場合があります。不適切な内容や誹謗中傷の書き込みが削除されるまでに時間がかかることがあり、その間に多くのユーザーが目にすることが可能です。これにより、誹謗中傷が拡散しやすい環境が生まれます。

3. コミュニティの影響
爆サイは、特定の地域やコミュニティに特化していることが特徴のオンライン掲示板です。このローカライズされた性質により、特定の地域やコミュニティのメンバーが集まりやすくなっています。この環境は、特定のグループや思想を持つユーザーが相互に接触しやすくなり、共通の興味や問題について話し合うことができる利点があります。

しかし、この密集したコミュニティ内では、特定の人物や組織に対する否定的な意見が共有されやすく、それが誹謗中傷を助長することもあります。地域性が強いため、地域内の出来事や特定の人物に対する意見が迅速に拡散し、集団の圧力や共感を求める心理が作用して、過激な言動が正当化される傾向にあります。

4. 情報の真偽の問題
インターネット上では情報の真偽を判断することが難しく、爆サイでも根拠のない噂や偽情報が広まりやすいです。これにより、誤解を招く情報が真実として受け入れられ、特定の個人や団体に対する誹謗中傷に繋がることがあります。

これらの要因は、爆サイにおける誹謗中傷の発生を助長しています。

 

爆サイの誹謗中傷を放置するリスク

爆サイの誹謗中傷被害を放置するのは、非常に危険です。
具体的に、どのようなリスクがあるのか解説します。

収益減少

爆サイの誹謗中傷による被害を放置することによって、収益減少につながる可能性が高いです。
誹謗中傷が風評被害に発展した場合には、甚大な被害を受けるでしょう。

例えば、飲食店を経営している企業が「〇〇 最悪」「〇〇 まずい」といったサジェスト汚染に発展してしまうと、顧客離れにつながります。
爆サイの誹謗中傷は、多くの近隣住民も目にするため、一度信用を失うと挽回するのは非常に困難です。

集客数の減少にともない売上も減少し、最悪の場合、倒産に追い込まれるケースもあります。

社員のモチベーション低下

爆サイの誹謗中傷によって、自社の評判が下がった結果、社員のモチベーション低下につながるリスクもあります。
誹謗中傷による風評被害によって、自社に対するエンゲージメントが下がったり、仕事へのモチベーションが下がったりする可能性があるためです。

その結果、離職率が増加し、優秀な社員が辞めることによって、事業活動が継続できなくなることも大きなリスクだといえるでしょう。

採用活動への悪影響

自社の誹謗中傷被害が甚大化することにより、採用活動にも悪影響が出ます。
風評被害が広がることで、自社の信用や社会的地位が失墜し、採用活動を行っても求職者が思うように集まらない可能性が高くなるでしょう。
また、社員のモチベーションが下がることによって、自社の悪評が採用の口コミサイトなどに広がることで、採用率がさらに下がることも懸念されます。

少子高齢化の影響で労働力不足が課題になっている日本企業にとっては、優れた人材の確保は重要な課題です。
爆サイの誹謗中傷被害にあった企業は、早期に対策を打たなければ、非常に厳しい状況に陥るでしょう。
特に新型コロナウイルスが流行して以降、飲食店におけるアルバイトの雇用問題が深刻化しています。
爆サイで悪評が広がってしまうと、アルバイトも雇用できなくなるため、店舗運営を継続できなくなる可能性が高くなります。

ブランド力の低下

爆サイの誹謗中傷を放置することによって、自社や商品、サービスのブランド力低下にもつながります。
例えば、地元でチェーン展開している飲食店や小売店が、爆サイで誹謗中傷被害にあうと、周辺住民の信頼を失い、利用や購入を控えるケースが増えるでしょう。

爆サイに書かれた情報の真偽について、ユーザーの多くは判別できません。
たとえ事実無根の内容だったとしても、ユーザーが真実だと思ってしまえば、自社のブランド力は日ごとに下がってしまいます。

ブランド力を築くのは、一朝一夕では実現できませんが、信用を失うのは一瞬です。
せっかく地元地域で得た実績を失わないためにも、爆サイの誹謗中傷にあった際には、早期に解決策を実施する必要があります。

ステークホルダーの信頼低下

爆サイの誹謗中傷被害にあうことによって、顧客だけでなくステークホルダーの信頼も失う可能性があります。
取引先や株主、銀行などの金融機関などの信頼を失うことで、企業側にさまざまなリスクが発生するため注意は必要です。

例えば、取引の停止や株の売却、資金調達への悪影響など、多くの活動に悪影響が出るでしょう。
早急に解決策を講じなければ、取返しのつかない事態に発展するかもしれません。

爆サイの投稿者は特定できるのか?

爆サイの投稿者を特定することは、原則として一般のユーザーには非常に困難です。爆サイは匿名で利用されることが多い掲示板であり、投稿者の個人情報は明かされていません。ただし、違法行為や名誉毀損、著作権侵害などの問題が発生した場合、警察や法律に基づく調査によって、インターネットプロバイダー経由で投稿者のIPアドレスやその他の情報を特定することが可能になる場合があります。

このプロセスは、通常、法的な命令や令状が必要であり、プライバシーの保護と法的な基準に基づいて慎重に行われます。したがって、特定の事案に関して司法機関が介入し、正当な理由で情報開示を求める場合に限り、投稿者が特定されることがあります。

爆サイ書き込みの削除はできるのか?

爆サイ.comでは、特定の条件下で書き込みの削除が可能です。利用者が自ら投稿した内容であれば、自分で削除することができる場合があります。しかし、他人が投稿した内容については、通常、直接削除することはできません。もし投稿内容が名誉毀損やプライバシーの侵害、違法行為などに該当する場合、爆サイ.comの運営に削除を依頼することが可能です。

削除依頼を行うには、該当する投稿が法的な問題を含むことを証明する必要がある場合が多く、場合によっては法的手続きを経る必要があることもあります。また、サイト運営者は、投稿がサイトの利用規約に違反しているかどうかを判断し、違反していると判断された場合に限り、投稿を削除することがあります。したがって、削除されるかどうかは、各ケースによって異なります。

爆サイの書き込み削除ができない時の対処法

爆サイにおける書き込みの削除が困難な場合、以下の対処法が有効です。まず、爆サイの利用規約や削除基準を確認し、投稿が削除基準に該当するかを検討します。もし該当する場合、公式の削除依頼フォームから申請を行います。詳細な説明と具体的な削除理由を添えることが重要です。それでも削除が叶わない時は、掲示板管理者やサポートに直接連絡を試みてください。

削除が難しい場合は、検索エンジンからのインデックス削除を考慮することも一つの方法です。Googleなどの検索エンジンでは、プライバシー侵害や名誉毀損等の理由で、特定のコンテンツを検索結果から除外することが可能です。このプロセスを通じて、該当する書き込みが検索結果に表示されなくなる場合があります。

最終手段として、法的措置を取ることも検討できます。特に名誉毀損や個人のプライバシーを侵害する内容が含まれている場合、法的措置によって削除を求めることが可能です。ただし、このプロセスは時間とコストがかかるため、他の手段で解決できない場合に限り考えるべきです。

このように、爆サイの書き込み削除には複数のアプローチが存在します。自己の状況に応じて最適な方法を選択し、適切に対応することが重要です。

 

爆サイでの誹謗中傷に対してとれる法的措置

爆サイ上での誹謗中傷は、精神的な苦痛を引き起こし、場合によっては社会的な信用を著しく損なうことがあります。このような問題に遭遇した際には、法的措置を講じることが重要です。最初のステップとして、誹謗中傷の内容を正確に記録し、証拠として保存することが不可欠です。スクリーンショットの撮影や関連する情報の収集を忘れずに行いましょう。

次に、専門家に相談することが推奨されます。法律の専門家に状況を説明し、どのような法的措置が取れるかのアドバイスを求めることが有効です。この時点で、名誉毀損やプライバシーの侵害が疑われる場合、法的手続きの開始が考慮されます。

誹謗中傷の削除要求は、爆サイの運営側への最初のアクションとなります。運営側に対して削除を求める公式な書面を提出し、それが拒否された場合には、発信者情報の開示請求へと進みます。この開示請求は、加害者に対する具体的な法的手続きを行うための前提となります。

加害者の情報を得た後、民事訴訟を通じて損害賠償請求や公的な謝罪を求めることができます。この際、証拠として集めた書き込みの内容や、その発言が自身に与えた影響の具体的な説明が必要となります。重要なのは、誹謗中傷が個人やビジネスに与えた損害を明確に示すことです。

刑事訴訟の道もあります。誹謗中傷の内容が法律に違反すると認められる場合、加害者に対して刑事責任を追及することが可能です。このプロセスでは、警察に被害届を提出し、必要に応じて検察官が介入することになります。

法的措置は、状況により異なります。すべてのケースにおいて最適な解決策が存在するわけではありません。そのため、専門家の助言を仰ぎながら、自身の状況に最も適した方法を選択することが肝要です。誹謗中傷への対処は、時間が経過するにつれて困難になることがあるため、早急に行動を起こすことが推奨されます。

最後に、爆サイのようなオンラインプラットフォームでの誹謗中傷に直面した際には、精神的なサポートも重要です。専門家との相談を通じて、法的な側面だけでなく、心理的なケアも検討することが望ましいです。法的措置に加えて、適切なサポートを受けることで、誹謗中傷の被害から回復する手助けとなります。

 

爆サイの誹謗中傷を解決する方法1.削除依頼フォーム

爆サイの誹謗中傷投稿は、サイト内に設置されている削除依頼フォームから申請することによって、削除してもらえる可能性があります。
ここでは、爆サイの削除依頼フォームから申請する流れと、メリット・デメリットを確認しておきましょう。

爆サイの削除依頼フォームから申請する流れ

爆サイの誹謗中傷投稿を削除するためには、まず各スレッドの最下部に設置されている「削除依頼」をクリックしましょう。

削除依頼フォームに必要事項を入力し「内容を確認し同意する」にチェックを入れます。
「削除依頼を送信」が押下できる状態になっていたら、クリックしましょう。

その後、登録してあるメールアドレス宛にメールが届きます。
メールに記載されたURLをクリックすれば、削除依頼が受理され、手続きは完了です。
爆サイ側の運営が、削除対応が妥当であると判断すれば、おおむね72時間以内に対象の投稿が削除されるでしょう。

なお、爆サイの削除依頼に関する注意事項には、以下の記載があります。

同内容の連続した削除依頼(72時間以内に同内容の複数回の依頼)及び威圧的削除依頼は、弊社の業務妨害と判断し禁止リスト登録を行い、今後の依頼にはお答えできなくなることが御座います。予めご留意ください。

出典:爆サイ.com/削除依頼について

誹謗中傷投稿を早く削除してほしいという気持ちが高くなると、つい運営側に何度も問い合わせをしがちです。
「対応が遅い」など、何度も運営側に督促すると、対応してもらえなくなる可能性が高くなるため注意しましょう。

爆サイの削除依頼フォームを活用するメリット・デメリット

爆サイの削除依頼フォームを活用するメリットは、専門家の手を借りず、誹謗中傷の原因を根絶できる可能性があることです。
サービスを運営する企業が対応してくれるため、スムーズにいけば72時間以内に対処してもらえるのは、非常に魅力的だといえるでしょう。

一方、爆サイの削除依頼フォームにおける投稿の削除可否判断は、運営側に一任されるため、必ず削除してもらえる保証はありません。
そのため、どれだけ自社にとって不都合な内容が書かれていた場合でも、削除してもらえない可能性もあります。

なお、爆サイの利用規約には、以下の行為が「禁止事項」として、記載されています。

出典:爆サイ.com/利用規約

上記ガイドラインに抵触している内容であれば、運営側に削除してもらえる可能性は高いでしょう。
しかし、どのような形でガイドラインや法律に抵触しているのか、爆サイの運営側に説明するのは非常に困難です。
そのため、主観的な評価や感想などが、誹謗中傷につながっているような場合は、削除に応じてもらうまでに時間がかかる、もしくは対応してもらえないこともあり得ます。
爆サイの運営と交渉している期間中も、誹謗中傷による被害が悪化することも多いため、長引くことが予想される場合には、別の手段も平行して進めなくてはいけません。

 

爆サイの誹謗中傷を解決する方法2.弁護士に依頼

弁護士に依頼して、爆サイで誹謗中傷投稿をした相手を特定し、問題になっている投稿を削除してもらえる可能性があります。
ここでは、弁護士に依頼できる内容と、メリット・デメリットを確認しておきましょう。

弁護士が実施する誹謗中傷対策

爆サイの運営に誹謗中傷投稿の削除対応に応じてもらえなかった場合は、弁護士に依頼することによって、加害者を特定し削除対応に応じてもらえる可能性があります。

まず、弁護士が爆サイの運営会社に対して発信者情報開示請求を行い、裁判所に仮処分してもらえれば、加害者のIPアドレスを入手することが可能です。
その後、IPアドレスの情報をもとにプロバイダを特定します。

サイトの運営会社には、ログの保管義務期間があります。
通常は投稿してから3か月程度で、アクセスログは抹消されることが一般的でしょう。
仮処分が出た後、ログを保管させるためには「保全執行」という手続きが必要で、10日程度の書面審査を受けなくてはいけません。
そのため、早めに対処しなければ、加害者を特定しにくくなります。

プロバイダに発信者情報開示請求を行い、裁判所に仮処分してもらうことで、加害者の住所や氏名といった情報を入手することが可能です。
ここまでの手続きが完了すれば、加害者と直接コンタクトがとれるようになります。

なお現在は、プロバイダ責任制限法が改正されたため、2つの発信者情報開示請求が1度に行えるようになりした。
そのため、加害者の特定までにかかる時間が、以前に比べ短縮されています。

最後は、弁護士を介して加害者に対して、誹謗中傷投稿の削除に応じてもらえるよう交渉する流れです。
このとき、慰謝料を請求する場合には、示談交渉を行います。

弁護士に誹謗中傷対策を依頼するメリット・デメリット

弁護士に誹謗中傷対策を依頼するメリットは、加害者を特定し、問題の根源となっている投稿を削除できる可能性が高い点です。
また、爆サイの運営会社やプロバイダとの交渉もスムーズに進められます。

ただし、弁護士に依頼するためには、60~80万円程度の依頼費用が必要です。
また、情報開示までには、最大4か月程度の期間がかかります。

さらに、加害者を控訴し裁判を実施する場合には、1年程度の期間が必要です。
判決を待っている間に、誹謗中傷被害が悪化する可能性もあることを留意する必要があります。

なお、ネットの誹謗中傷対策を弁護士に依頼する件については、以下の記事でも詳しく解説しているため、あわせてご確認ください。

ネット上の誹謗中傷を弁護士が削除 犯人の特定や損害賠償請求もできる

誹謗中傷裁判を実施する方法とは?罪の対象となる法律なども解説

ネットでの風評被害に対して弁護士ができること 費用相場はいくらくらい?

爆サイの誹謗中傷被害を弁護士に相談したほうがいい人の特徴

爆サイでの誹謗中傷の被害について弁護士に相談するべきかどうかは、被害の程度や状況によりますが、以下のような特徴を持つ人は特に相談を検討すべきでしょう。

1.深刻な精神的苦痛を感じている人:誹謗中傷が原因で不安、うつ症状、またはその他の精神的な問題を抱えている場合、専門家に相談することが重要です。

2.名誉毀損やプライバシーの侵害がある場合:オンラインでの誹謗中傷が事実無根のものである場合や、個人のプライバシーを侵害している場合には、法的措置を検討する必要があります。

3.仕事や生活に重大な影響が出ている人:職場での立場、キャリア、あるいは日常生活に悪影響が出ている場合、その被害の程度によっては法的対応が必要になることがあります。

4.繰り返しの被害やストーキング行為がある場合:同一人物または複数人からの繰り返しの攻撃やストーキング行為がある場合、これは法的な介入を要する場合があります。

5.証拠保存の必要性がある場合:将来的に訴訟やその他の法的手段を検討する場合、証拠を適切に保存しておくことが必要です。弁護士は証拠保存の方法をアドバイスできます。

これらの状況に当てはまる場合、早めに法的アドバイスを求めることで、適切な対処法を見つけ、悪化する前に問題を解決することができます。

 

爆サイの誹謗中傷を解決する方法3.誹謗中傷対策業者に依頼

爆サイの誹謗中傷を解決したい場合には、誹謗中傷業者に依頼する方法もあります。
ここでは、誹謗中傷業者が実施する施策の内容と、メリット・デメリットについて解説します。

誹謗中傷対策業者が実施する施策

誹謗中傷対策業者とは、逆SEOなどの施策を実施することにより、誹謗中傷被害を抑制するサービスを提供する事業者です。
逆SEOとは、対象となるWEBサイトの検索順位を下げる施策で、通常のSEOとは目的が逆になるため、このように呼ばれています。

検索結果の10位以下のWEBサイトは、ユーザーに見られる可能性が極端に低くなることが特徴です。
逆SEOを実施して、爆サイの誹謗中傷投稿が上がっているページの検索順位を下げることによって、企業が受けるダメージを抑制できます。

爆サイの誹謗中傷投稿に書かれた内容は、SNSやWEBサイトなどへ拡散される可能性が高いため、誹謗中傷対策業者への依頼も平行して実施するべきです。

誹謗中傷対策業者に依頼するメリット・デメリット

誹謗中傷対策業者に依頼するメリットは、爆サイの誹謗中傷による被害を抑制しやすくなることです。
爆サイへの削除依頼や弁護士への相談と並行して、誹謗中傷対策業者へ依頼することによって、着実に風評被害などによるダメージを抑えられるでしょう。
爆サイの誹謗中傷投稿がきっかけとなり、店舗への来客や商品の購入などに悪影響を与える可能性があるため、早めに対処することが大切です。

ただし、誹謗中傷対策業者はあくまで逆SEO対策によって視認性を下げることはできますが、爆サイの誹謗中傷投稿の削除はできません。
そのため、風評被害などの原因となっている根源を絶つことができない点は、ご注意ください。

逆SEO対策については、以下の記事で詳しく詳細しています。ぜひ参考にしてみてください。

【2024年最新】逆SEO対策の費用相場とは?依頼するメリット・デメリット、費用を決める要因|エフェクチュアル

爆サイの誹謗中傷被害を業者に相談したほうがいい人の特徴

誹謗中傷対策業者に相談すべき特徴を持つ人は、以下のような状況に当てはまる場合です:

1.迅速な対応が必要な人:オンラインでの誹謗中傷が広がっている速度が速く、迅速な対処が求められる場合、専門の対策業者が速やかに対応してくれる可能性があります。

2.インターネットの知識に自信がない人:オンラインの誹謗中傷に対処するための知識や技術が不足している場合、専門業者はその分野の専門知識を持っており、適切なアドバイスや対応策を提供できます。

3.広範囲にわたる誹謗中傷に悩んでいる人:複数のウェブサイトやソーシャルメディアプラットフォームにわたって誹謗中傷が広がっている場合、その全てを追跡し対処するのは個人で行うには困難です。専門業者ならそれらを広範囲にわたって追跡し、効果的に対処できるでしょう。

4.継続的な監視やサポートが必要な人:一度の誹謗中傷対策だけでなく、継続的な監視や支援が必要な場合、誹謗中傷対策業者は長期的なサービスを提供してくれることがあります。

5.法的措置以外の解決を求めている人:法的な手段に訴える前に、問題を解決したいと考えている場合、誹謗中傷対策業者は非訴訟的な手段で問題に対処する方法を提案してくれるかもしれません。

誹謗中傷対策業者に相談することで、誹謗中傷の問題を効果的に解決するための専門的なアドバイスやサポートを受けることができます

 

爆サイの誹謗中傷を解決する方法4.警察に相談

爆破・殺人予告など、内容が悪質な場合は、警察へすぐに相談するべきです。
ただし、刑事事件に該当する内容でなければ警察は動いてくれません。

また、爆サイで誹謗中傷投稿を行った加害者を特定しなくてはいけないため、平行して弁護士にも依頼する必要があります。
加害者を特定して、誹謗中傷被害の証拠を集めた後、警察へ被害届と告訴状を提出し、受理されると加害者が逮捕されます。

検察側の判断によって、継続拘留か刑事裁判になるかが決定されるため、指示にしたがって手続きを行う流れです。
なお、刑事裁判になった場合は、加害者と示談して慰謝料を請求することはできません。

誹謗中傷で警察が動かないときの対策については、以下記事の内容も参考にしてみてください。

誹謗中傷で警察が動かないことは多い?!動きやすくなる条件やその他の対策も紹介

爆サイの誹謗中傷を放置するのは非常に危険

爆サイでは地域ごとに特化した投稿が行われるため、地元に根差した企業や店舗が被害にあった場合は、大きなダメージを被る可能性が高いです。
誹謗中傷被害を放置することによって、さらに悪化する可能性も高いため、早めに解決策を講じることが不可欠だといえるでしょう。

爆サイの誹謗中傷を解決する方法としては、以下4つの方法が挙げられます。

  • 削除依頼フォーム
  • 弁護士に依頼
  • 誹謗中傷対策業者に依頼
  • 警察に相談

どの方法もメリット・デメリットがあるため、自社の課題解決につながる方法がどれかを吟味し、最適な解決方法を実施しましょう。

なお、エフェクチュアルの「オンライン評判管理対策」は、法律では解決できない誹謗中傷被害をWEBリスクのコンサルタントが解決するサービスです。
以下3つのサービスを活用することによって、誹謗中傷被害の抑制を実現します。

  • ネガティブサイト対策サービス
  • ネガティブキーワード対策サービス
  • リスク検知ツール「WEBリスククラウド」

それぞれのサービスについて、簡単にご紹介します。

ネガティブサイト対策サービス

ネガティブサイト対策サービスとは、検索エンジンにおける入力補助・関連検索の誹謗中傷キーワードや、検索結果上の誹謗中傷サイト対策サービスです。
企業の情報発信力を高めることによって、GoogleやYahoo!における爆サイの上位表示を抑制することが可能です。

誹謗中傷サイトの検索順位を10位以下に落とすことで、ユーザーが閲覧する機会を大幅に減らせるため、爆サイの誹謗中傷被害によるリスクを抑制できるでしょう。

ネガティブキーワード対策サービス

ネガティブキーワード対策サービスとは、検索エンジンの入力補助・関連検索に表示される誹謗中傷キーワードを対策するものです。
当社モニタリングシステムが、誹謗中傷キーワードを早期に発見し、迅速に対策が打てるようになります。
例えば、飲食店を対象にした「〇〇 まずい」といったサジェスト汚染が発生した場合、来客数が激減する可能性もあるため、確実に実施したい施策といえるでしょう。

リスク検知ツール「WEBリスククラウド」

WEBリスククラウドとは、当社が独自開発・提供している誹謗中傷対策専門ツールです。検索結果上の誹謗中傷サイトや、入力補助・関連検索の誹謗中傷キーワードが新たに発生した場合に検知して、アラートを通知します。
また、誹謗中傷の表示履歴も記録することが可能です。

爆サイには、日々新しい誹謗中傷の投稿がアップされるため、定期的にウォッチすることが、誹謗中傷対策として非常に重要です。

爆サイの誹謗中傷対策を実施する場合は、ぜひオンライン評判管理対策をご活用ください。


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